【父母OBのつぶやき】

其の百二


宮城県三陸沖地震・・・

勤務地のビル5階で仕事中に長い揺れを感じた。
結構、長時間で船酔いを陸地にいて、はじめて経験をした。

16年前の阪神淡路大震災の180倍のエネルギーの地震。

15時前後での地震であるので、当然、学童の施設で保育を受けていた子ども達も居たと思う。
ニュースでは学校に取り残された子ども達も居たとの事。

被害は最小限であって欲しいものだ。
阪神淡路大震災でも日を追う毎に被害が拡大している事もあり、儚い思いなのかもしれない。

私達は今・・・何が出来るのだろうか。
16年前の震災では全国から多くの支援を頂き、学童に於いても義援金を頂いた。
市連協としては非常時の為に義援金には手をつけないでいようと、そのまま残している。

個人的な思いで、この義援金の一部を切り崩し、父母会へカンパの依頼をしたいと考えている。
一人ひとり、僅かな額であってもやはり、集まれば大きな額になる。
被災した地域では何も出来ない額であると思うが、一人でも被災した方々の役に立てるだけでも十分ではないだろうか。

16年前の震災の年は兵庫県での全国研を予定していた。
当時の当方の娘は保育所に通っていたので正直、学童に対する支援、義援金については恩恵を得る事は無かったが、震災から5年後に開催した兵庫県での全国研の裏方として、当時の話を故坂口さんから聞いた。

何もない中、子ども達へのノート、筆記具などの支援を得た。
学童保育への活動を消さない様にと義援金を頂いた。

全国研では支援を頂いた事で兵庫県の子ども達は「こんなに元気です。」と全国に向けて、お礼の言葉を発信した。


広い範囲での被害の為、何も出来ないかも知れないが・・・何かしなければならない思いだけが募る。

出来れば、今、何かしなければ。
皆様へ支援を訴えて行くと思いますので、その際はご協力の程、よろしくお願いします。


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