【父母OBのつぶやき】

其の九十一


保育士さん達の学習会へ参加・・・

鹿児島大学の先生を招き、保育士さん達への学習会に参加・・・100名を超える参加で会場は満席・・・学習会の目的としては、ひとりでも多くの方々へ「新システム」について、知ってもらうってのが趣旨のようです。
18:30〜約2時間・・・講師の先生が遅れた為に意見交換も無く、当方としては既に認知している内容の確認が大半・・・

収穫は新たに11月に3回のワーキングチームの会合があり、よく判らないレポートが出た・・・と云う事と、制度化されても、10年の経過措置(猶予期間)が設けられそうだ・・・と云う事。

福祉に関して研究する先生にもレポートを読んでもよく判らない・・・と言っていたが、判らなくてもやはり、読まなければ、どの様に改悪されるのかも判らない。
しっかりと資料を読み、自身で学習する事が大切なのだと思う。

今回はやはり、保育所で働く保育士さん達にとっての死活問題でもあるので、学童云々など一言も無かったが、厚労省からの資料ではしっかりと、視野に入っている。

幼稚園、保育所とは異なり、学童保育に関してはハッキリとしたガイドラインが無い点が当方にとっては非常に気がかりである。

兎に角、30年、40年、50年と・・・今まで築き上げた制度がなくなり、実態を知らない有識者によって、保育格差を生み、利用者への負担を増す。
国、地方自治での責任を放棄し、社会問題となっている待機児童への統計も取れなくなり、待機児童ゼロが始まる・・・この点に関しては当方は介護保険同様に役所が介護認定をする様に・・・保育認定をして、資格を持った方がそれぞれの企業へ申し込む・・・多少なりとも認定数の把握と入所者数からは待機児童の把握は出来るだろうが・・・保育認定をしないケースが増え、待機児童ゼロを宣言すると考えている。

今日の学習会へ参加された方々は・・・病院での保険事業に関する用語について、どれ程、理解されたのだろう・・・それこそ各自での学習と少人数での学習会を開き、しっかりと用語を含め、理解しなければ・・・みんなが反対するから・・・反対・・・となり、利用者への説明も出来ない事態を招き、利用者も単に報道される良い面?(今でも何が良いのか判らないが・・・)しか理解出来ず、反対署名に対する運動も弱いものとなるだろうな・・・
それにしても・・・時間が無い・・・時間が無く、しっかりとした議論をされない状態での法案成立程、怖いモノである。


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