【父母OBのつぶやき】

其の七十七


皆さんに考えてもらいたい事があります。

父母同士のいざこざや父母と指導員とのいざこざ…これらの事が発生した場合はどの様にされているのだろう…

端で見ているとやはり、気分的には決してよいとは言えない。
一番、心配するのがその様な行動が知らず知らずに子ども達にも浸透してしまう事である。


当方には、既に高三であるが…手の掛かるひとり娘である。


保育所に預けて…父母会なんて…無理に行かなくても構わないと考えていた。
休みは二人で過ごせばよいと…父母会に出る事にしたのは…奥方からの一言だった。
決して、義務感や正義感などの動機などなかった…
参加しても何を話せばよいのかも判らないし…行事に出ても見るのは娘の行動のみであった。
周りのお母さん達は気を使ってくれて…娘の話で話し掛けくれた。

保育所の父母会と言っても保育所に関わる全世帯が加入している訳でもないのだが…少しずつ、他の子ども達が見れる様になった。
そこでなぜ、父母会って必要なのだろ…と考える様になり、現在に至っている。

我が娘がひとりで保育所に居ても、娘に取ってよい環境だと言えるのだろうか…
同年代の子ども達の中で…良くも悪くも…娘が保育所を必要としており、娘が楽しい保育所と思う為にはやはり、友達である子ども達の存在が必要であり、保育所を必要とする父母は我が子だけではなく、他の子ども達についてもしっかりと見守る必要があるのだと考える様になった。

娘が年長になり、父母会での会長を引き受ける事になり、3割にも満たない父母会加入についてはじめに役員内で話をして、その年は行事は少なくなるかも知れないが…全世帯加入を目指して、取り組む事にした。
毎月…父母会の重要性を書いたお便りを出し続けて…卒園までには7割まで加入して貰える事ができた。
今、保育所での父母会の話を聞くと全世帯が加入して行事などを楽しんでいると聞くとやはり、頑張った甲斐があったと安心する。

学童に於いても保育所と同じだと思う。
学童には多くの子ども達の中で我が子が成長する。
保育所と異なるのは行動範囲が飛躍的に広がる事ぐらい…また、多少なりとも悪知恵を覚えるかだ。

同じ管轄行政であっても…正直、不安定な存在でしかない学童保育には驚きは隠せない。
しかし、他の方々は余りその様な事を意識しているのか…していないのか…全くの無関心には驚きである。
幸いにも娘がいた学童の父母会は熱心な父母が多く、恵まれた環境だった。

何か困った事があれば…父母会で話し合う事も判らない点には丁寧に説明してもらえた。

今の自分は丁寧に説明出来ているのかは疑問であるが…


今の父母はどうなのだろう…
自身の子どもだけの為に行動するのか…全体を考えて行動をするのか…
人前では話せない方々もいるだろう…ほんの少し頑張れは子ども達に取ってよい学童に繋がると考えて頑張れないものなのか…
話せる雰囲気ではないとされるのは単に避けているだけだと思うが…どの様に考えるのだろう…

現在時代には…やはり、何も言えないと言う父母が居たが…学童に子どもを人質として取られているから…と言う…
全くもってどの様に考えればその様な考えになるかが未だに判らない…


さて…今の父母達はどの様に考えて、行動しているのだろう…


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