【父母OBのつぶやき】
其の七十五
猛暑…
暑い日々がまだまだ続きそうです。
地球は特定の周期で氷河期を迎えます。
今はその折り返し地点を過ぎていて…これから氷河期を迎えると言われてますが…人が生きる時間は地球に比べればまだまだ数分も経ってはいない状態で…人が繁栄しているだけですから…まだ、先の話の様です。
子ども達は元気に学童で走り回っていると思うと…何てパワフルなのだろう…と感心します。
しかし、この猛暑では熱中症を始め、様々な病気や怪我には注意してあげてください。
昼間はなんとも無かったが…急に体調を崩したり、最悪の場合は意識を失うなど、突然の変化に周りは戸惑うばかりです。
対応は落ち着いて、119番などへ的確な状況を説明出来る様に対処しなければ、救命救急に於いても誤った処置をされる可能性があります。
電話の前には一呼吸してから…連絡する様にしましょう。
冷たい感じがしますが…命に代えられません。
都賀川事故から…西宮市は過剰な反応で水遊びを禁止しました。
危機管理が出来ないなら…いっそ、事故を誘発する事を禁止すれば一番、確実に問題は無くなり、行政としても安心するのでしょうね。
ここで問題となるのは…安全を確保する為の指導員の力量です。
常に指導員は子ども達へ細心の注意を心掛け、子ども達のの変化を見逃さない様に頑張っています。
指導員の専門性を発揮する一面でもありますが…やはり、技術力を身に付ける為に研修が重要です。
現状では指導員への研修は経費削減により減っている様です。
これも指定管理者制度の悪影響です。
単にサービスを買っているから…後は何かあれば行政の責任だ…とは簡単に片付けられる問題ではありません。
行政の改善など…市民の声が必要で…単にクレームであれば、それこそ今まで学童保育をここまで築き上げたものへ大きな規制が掛かるか…最悪は事業そのものを廃止…撤退する危険も孕んでいます。
一日も早く、学童保育を努力目標で行う事業ではなく、国の制度化されたしっかりとした基準を持った制度へと望む必要があります。
しかし、西宮市では待機児童対策で弾力的運営がなされており、制度化に沿うとたちまち待機児童が大きな問題として立ちはだかります。
学童保育を希望する全世帯の子ども達が学童へ通える事を求めている事もあり、非常に複雑な問題だと云わざる得ません。
これからは制度化を前提に対処出来る事業として求める事も重要な課題になります。
個人的には待機児童への対策は見直す時期だと思います。