【父母OBのつぶやき】

其の六十九


学童保育について、改めて考えて見ましょう。

学童保育の基本は・・・
第一
労働者として、働く権利を求める。

労働者としての働く権利の保障を求め、子ども達の健全な育成と願い、労働と子育てを両立させたいと言う願いがある。

第二
昼間の子どもの安全安心を求める。

子ども達を第二の家庭として、学童保育所を利用し、安全で安心した生活の場の確保と働く間の安心を求める。

第三
指導員の専門性を求める。

安全、安心が出来る場所で保育を確実に実践して貰う為に指導員としての専門性を求める。
その為にも指導員として、安定した保育の継続を望む必要があり、指導員の身分保障を考える事が求められる。
また、同じ労働者として、共に労働保障を求める事も必要となる。

第四
行政による保育の安全安心の保障を求める。

保育は福祉であり、行政としての責任を求める。

第五
子どもを預けっ放しにしない。

単に学童保育に預けるだけで済ませずに、親として、育児においても全力で子ども達へ関る必要がある。

第六
父母会での交流で相互に助け合う。

学童保育に於ける父母会では同じ子育てをする仲間ととして、協力し、助け合う。
学童保育は行政としては非常に不安定な事業であり、声を出して継続、向上を目指す必要があります。


今は学童保育としては、サービスの一環として単に利用するだけになってしまい、学童そのものが危うくなり始めています。

学童を次の世代に引き継ぐのか・・・自身の世代で終わらせるのか・・・


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