【父母OBのつぶやき】

其の六十三


指導員の力量…父母の団結…

学童保育について、利用されている方々はどの様な思いで申し込まれ、利用を決められたのでしょうか…

昼間、子どもを預かってくれる場所…

学童保育はそんなところではなく、第二の家庭と言われています。

単に子どもを預かるだけでなく…しっかりとした保育計画を立てて、指導員は頑張っています。
学童保育では学校の様な勉強はしません。
学校と学童の差を強いて挙げるなら…学校は社会生活、労働者になる為の勉強をする場所。
学童は人として生きる術を学ぶ場所。

学校の宿題はしません。
子ども達は家に帰ってから宿題をする事になり、延長保育を受ける子どもは夕食を食べ、宿題をして…お風呂に入る…
考えるだけで…子どもに取ってはハードスケジュールです。
指導員はその事にも心を痛め…学童での宿題をする時間を設けたりするところも増えている様です。

ニーズの要望はその様な事まで…要求は多様で…結果的には指導員の力量次第…と言わざる得ません。

残念な事に指定管理者制度に移行され…人件費削減の洗礼を受けて、スキルに合った研修を受ける事が出来なくなったのが事実で…現状のままでは何も変わらないとしか言えません。

多くの父母の方々は指導員はサービスを提供する側の人間だとして…市連協をはじめ、一部の父母達からの声を聞く事すらしていません。

しかし、子ども達の現状を知る事で…単にサービスを受けるだけ…と思う事だけでは何の改善にもならない事を知るのです。
個人的なクレームを西宮市に伝えても「指定管理者が行っている事だから…」と相手にもされず、指定管理者へ連絡すれば「予算が無くて限界…」と管理者の愚痴を聞く羽目になります。
指定管理者は一部父母のクレームを嫌い…締め付けをはじめます。
個人の思いを単にぶつけるのは解決には成らず、学童保育としての質の低下を招くだけとなります。

ならば…どうすればよいのでしょうか…

先ずは一人ひとり、考えてみてください。
周りをよく見る事です。


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