【父母OBのつぶやき】

其の五十八


学童ほいく誌・・・

昨夜、「日本の学童ほいく誌」の行動者数を増やす取り組みの一環として、第一回目の交流会が開かれた。
県連事務所に集まり、11名での小さな交流会。
学童保育の唯一の機関誌であり、購読部数によっては還元金があり、それぞれの父母会に於ける活動の補助金的な役割も担っている。
還元金が出る機関誌など他に類を見ない方法である。
今回はひとつの記事を読み合わせして、それについての感想をのべ、実体験などを交えた少人数ながら意義のある交流会になったと思います。
命題としては、ほいく誌の読者数を如何に各連協で増やせるのか・・・また、全世帯購読されている播磨地区に於いてはどの様に全世帯購読になったのか・・・尼崎でも僅かながら増やした方法について、どの様に取り組まれたのか・・・と、それぞれの苦労話しも聞けた。
単に購読者を増やす為だけでは「ほいく誌には魅力は無い。」などの厳しい意見もだされ、「学童ほいく誌」はこれ・・・とだとした見慣れた者にとっては中々気付かないものの見方を教えて頂いた。
確かに購読数を増やすのであれば、作成する側も読ませる努力が必要である。
しかし、作成する側は全国からの投稿される記事に対して、少しでも多くの記事を掲載したいと考えるのも当然の様に思える。
また、文字の大きさやフォントの種類にまで及ぶと・・・編集側にとっては非常に辛い選択をしなければならないのだろうな・・・とも思う。
活字離れの時代に於いて、如何に有意義な情報を短い文章で伝えるか・・・投稿する方々にとってはプロ作家ではないし、話しの根幹になる経緯についても記述しなければ、いくら雄弁に書いても思いは中々伝わらないものとなってしまう。

このあたりは当方もだらだらとした文章しか書けないので耳の痛い点だ。
西宮市に於いてもほいく誌の増部を望むのであれば、専任の役員配置をし、会議の度に読み合わせをして、よい記事が多い事と為になる事の宣伝に力を入れるべきだろう。
また、特集として組まれる記事には兎も角、全国としての考え方や方針などをほいく誌に記述して、理解を求める為のものであってもよいと思う。
何の為に学童保育に関する唯一の機関誌として、宣伝しているのかも、見えてこなければ、署名協力にも多少なりとも影響が出る様に思う。

購読はしているものの・・・積み上げで終わっている世帯も多い筈、西宮に於いては先ずは指導員からの投稿を優先で読んでもらいたい。
恥ずかしながら・・・西宮での父母と指導員の関係はまだまだ、希薄であると言わざるを得ないからです。

総会で県連副会長の尼崎の指導員からの来賓挨拶で、指導員の実践報告を交えた挨拶を頂いた。
この時の会場にいた父母達の目は興味深々に聞き入っていた。
指導員はサービス提供側の人間・・・として、交流を何故、持つ必要があるのか・・・と、思われる方々も多いと思う。
しかし、指導員の実践の報告はとても興味深く、情報に飢えた状態を続けている事を浮き彫りにさせてくれたと思う。


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