【父母OBのつぶやき】

其の四十八


芦屋での総会・・・

今日、芦屋市連協の総会があると知り、見に行くことにした。
正式名称は芦屋市学童保育保護者連絡会であるので市連協とは呼ばず、学保連と言うらしい。
西宮では各センターに父母会があり、市連協が出来ているが、芦屋ではひとつの「学級」(これも芦屋では学校内施設だから教育委員会の管轄だとしているため、学級と呼ばせているのだろう)を除き、父母会が存在しないため、学保連が父母会の機能を有している極めて稀な組織となっている。
来賓も教員委員会から部長職の方が来るし、市議会議員も5名来て、はじめから最後まで総会に参加していた。
これは西宮ではとても考えられず、直接、父母の思いを伝える場として有効なことだとおもう。

行政に対しての要求も少しずつ、確実に成果を挙げてきている様子。
残念な事に役員OBが殆どいない状態で役員になっても何から手をつけるべきなのか・・・ZEROからのスタートを毎年の様にされていることだ。

学童保育自体の数が少ないので各学級での報告もあり、現場の声を聞ける総会としてよかったと思う。

芦屋では午後4時30分で学童保育は終わる。
学童へ子ども達を通わすために仕事を変わり、パート勤務をしなければならないなど、この点では西宮は非常に恵まれた環境にあるのだと感じる。
勤務に合わないからと学童保育を諦める方々も多く、閉所する時間が延長された際、たちまち、定員問題に直面し、待機児童が急激に増えることが単純に考えても想像がつく。

阪神間で一番恵まれた環境にあって、先の見えない福祉を当てにしている西宮の父母は・・・どうするのだろう・・・

近隣の危機は多かれ少なかれ、影響を及ぼします。

芦屋の総会後、尼崎、西宮、芦屋と県連とは別に相互の連絡を密にする必要があるな〜っての感想を話していたが、県連でも地域別の親交を3年前に進めたが継続できなかったと聞いた。

インターネットが普及している中、情報を求めるのはネットが中心になるのでやはり、情報発信は重要であるな・・・とも感じる。

西宮市連協のホムペも次の総会で承認してもらえればよいのだが・・・


唯一、芦屋では市長がタウンミーティング的な市民の声を聞く場を設けており、市長直々に回答が得られるのと、芦屋の父母・・・特にお母さん方は結構、パワフルだと感じる。
勤務をパートに変える不条理を何故?って疑問に感じ、学童に触れて自身の考えをしっかりと持っている様に思う。
他市の現状が知りたいと言われたので次回の総会資料を校正段階ではあるが、お渡しした。
県連の会長も来賓で話をしたが・・・無理をせず、確実に芦屋での学童の向上に向けて、頑張ってもらいたいものです。
この当りでは西宮は既に意欲の違いでは芦屋に追い越されている点でもあります。

個人的には父母会を楽しむために・・・相互の協力、信頼関係を築いてもらえれば、大きな市民運動に繋がる力を秘めた芦屋だと感じた。


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