【父母OBのつぶやき】

其の四十六


市長選・・・市議補選・・・

市長選と市議補選が終わり・・・困った結果になった。
市長選は誰がなっても困る人物しか立候補していなかったが・・・
市議補選では学童保育に対して、否定的な人物が当選した様だ。

選挙に関しては学童以上に無関心過ぎる方々が多く、誰が議会に行っても同じだと考えているのだろう。

何度も学童保育については多岐に渡る分野で多かれ少なかれ、影響を受けると言っているが・・・まぁ、メディアからの限られた情報でしか判断しないからだろう。

過去の発言や動向まで覚えるのも出来る事ではないし・・・選挙前にダメだよって、誘導する行為も選挙の違反行為になるだろうし・・・何より、個人の考え方や行動を阻害し、自由意思を侵害する。
個人的な意見を求められれば、ひとつの意見として、問題はないのだろうが・・・
しかし、それが正しいと誰が証明するのか・・・結局は個人が思う考えで判断して決めなければならない。
判断材料を得る為に多くの人達とふれあって、様々な意見、考え方を学ぶ必要がある。

父母会では助け合い、協力し合う場ではあるが、副産物として、自身を成長させる場でもあるのだ・・・
時には言い争うこともあるだろう・・・また、共感し合う場合も・・・
目的に向けての過程が違うだけなのだ。
異なる過程でありながら、共感できる事項について・・・有効な手段と思う場合は互いに協力し合う事が大切なのではないだろうか・・・

現役最後の年に定員問題に関して、いくつかの父母会に関わって支援をしたことがあるが・・・一度だけ、請願書への署名を断った事がある。
子ども達の事を思えば、署名すべきだったのだろうが・・・半ば強引過ぎる行動に凄く違和感を感じた。
当時の市議会では面白い程、学童からの請願書、陳情書が採択される時期であったので当然の様に採択はされたのだが・・・
解らないなりに頑張る父母達は短期で頑張る事の辛さだけを経験したに過ぎないのではないかと思う。
今、思い出してもやはり、不思議な違和感のみしか思い出せない。
結果だけを求め、何故請願書への署名を求めなければならなかったのか・・・当時の父母の中で極僅かしか理解はしていなかったのだと思う。

当時の当方もまだまだ器が小さかったのだろう。
まぁ、市民運動をする為に学童保育に子ども達を預けている訳でもなく、当然の結果だったのかも知れない。


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