【父母OBのつぶやき】

其の三十六


兵庫県連総会・・・

本日、兵庫県学童保育連絡協議会の総会が無事、終了しました。

短時間での総会なので深いところまでの議論はやはり難しい・・・
県下での学童保育の運営形態は様々、根本的な問題に関してはどの連絡協議会も同じ様な状態です。
特に芦屋市は市連協自体の活動も厳しい・・・これでは県からの活動依頼にも厳しいだろうな・・・辛うじて、西宮市は一部の父母の努力により、運営できる状態ではあるが、根本的に対策を明確に把握する必要がある。
全国、県と行政へのアプローチや研究集会等、学童の質の向上を目指して活動を行っている為、まだまだ、市連協へのフォローに重点を置けない状態なのだろう。
共同保育としての運営が中心の地域では父母会の大切さは浸透しているのだろうが・・・行政が事業として、行われている地域では父母会自体の弱体化は免れない。
先ずは父母会への重要性を説き、父母会への参加を促し、父母会自体を活性化する事が第一では・・・と、現場に近い側としては思う。
父母会こそ、連協に於ける基礎組織なのだから・・・

芦屋からの学童1年生父母が・・・みんな仲良くいて、活動的な状態を驚いていた。
当然、県連に関る方々はOB、OGが大半。
顔なじみが増えるのは当たり前。
連協の高齢化に伴い、今後の活動へのリスクを負わねばならない。
残念な事に質問であった、ボランティアなのかについては答えていたが・・・なぜ、そこまで頑張れるのかについては誰も答えを返していなかった。
県連協での繋がりとは別に近隣での連協の交流で互いに助け合う体制も市連協単位の中でやらねばならないのかな・・・と感じた。
連協は今や、全国組織までなり、巨大化したが・・・現場への配慮はやはり、市町村単位での連協の役割として、地域に根ざした地道な活動について、見直すべき時なのかも知れない。
OB、OGだけになってしまうと・・・学童に対する思いが強いだけに理想を現役父母へ押し付けてしまう。
それだけは決してしてはならぬ事。
余計に学童での父母会離れ、連協離れを加速してしまう。

現役父母として、出来る事をしっかりと見つめ直す機会を市連協として、事ある毎に啓蒙するしかないのだろうか・・・


inserted by FC2 system