【父母OBのつぶやき】

其の七


 指導員との信頼関係・・・

これは反感を買ってしまいそうな内容ですが・・・あえて・・・

育成センター外での保育が規制されている様ですね。
これはやはり、父母会が機能していない状態で、個々に行政へクレームを出した結果でしょう。

 当然、行政側はクレームのセンター外保育は危険とされ、同じ事故を出さぬ様にと規制を掛けてしまいます。
それは一センターにでは無く、全センターへと…

 私達は子ども達に対しての安全・安心を学童保育に求めています。
だから余計に事故があってはならないし…指導員も安全に配慮して子ども達を守ってくれています。

確かに生死に関わる問題であるので二度と事故があってはなりません。
この様な事に関して、保護者会を開き、十分に話し合うべき事です。

 これは私達が指導員を信頼せず、父母会を軽視している限り、無くならない問題であり、学童保育自体が危険な場所となってしまいます。
安全・安心を求めているのに…自ら、信頼もしていない場所へ預けるとは…矛盾を抱えたまま、問題を見ない様にしているだけです。

 私達は学童保育って言われる企業へ「子ども」と言う商品を取引しているのでは無いのですよ。
父母、指導員の双方の信頼関係があってこそ、安全・安心を得て、子ども達が過ごせ、私達父母は仕事が出来るのです。


 「預けっ放し」「利用しているだけ」の方々には学童で我が子の様子を知ってますか?
内向的と思われても子ども達の中では信頼され、何事にも積極的に行動する子である事を知っていますか?
イタズラばかりして…いつも指導員を困らせているかも知れません。
いつもひとりで遊ぶ大人しい子かも知れません。

 家族で出掛けても…ひとりの我が子を見るだけでも苦労しているのに…指導員は10人、20人と子ども達を見る。もし、指導員と父母の信頼関係がしっかりとしていて…父母会にも指導員が参加していたら…センター外保育の予定も事前に判り、仕事との調整が上手くいけば…仕事を休んで補助役として手伝う事ができたかも…


 指導員を信頼していますか?この問に対して・・・預けっ放しの」方々でも…とりあえずは「指導員を信頼している」って答えるでしょう…しかし、その信頼は学童保育への関わりが出来てから初めて相互に生まれるもの…

信頼は相互で得なければ意味などありません。
預けっ放しの方々が言う、「信頼していたのに・・・」は、単に一方的な思い込みであり、責任転化して自らを擁護しているだけです。

自ら確認しましたか「学童は安全・安心だと」・・・確認もせずに安全・安心と思い込み…責任から逃げているだけです。
あなた自身の「信頼」は単なる思い込みです。


 父母会は「相互の助け合い」があるとも伝えていますが…それは「信頼関係」があってこそ成り立ちます。
信頼関係を深め、より強固なものにするよい機会が父母会です。

 父母会そのものの本来の姿は父母達の助け合い・・・指導員からの子ども達の様子を聞き、よりよい育成ができる為に相互に確認しあう事。
「信頼関係」があって、初めて「助け合う」「子ども達の保育を指導員に委ねる」事ができ、子ども達も安心して、安全な学童へ通ってもくれますし、自分自身から成長するのだと思います。

 事故の被害に遭われた方にはとても納得がいかない事だと思います。
第三者が言うべき事ではないのかも知れませんが、あえて、今後の学童保育の安全・安心を得る為に・・・記載させて頂きます。


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